「シャッター狙い」が広まってから、この機種に何が起きたのか。
全国1,400店あまり・のべ約270万台日の実データで追いかけました。結論から書くと、平均ゲーム数が半年で5,394G → 2,322G まで落ちています。同じ期間、マイジャグラーVはほとんど動いていません。起きているのはこの機種だけです。
データはホールが公開している出玉データを集計したものです。設定を打ち込んで判別したものではありません
期間は2026年1月1日〜7月31日
機械割は「差枚 ÷(ゲーム数 × 3枚)× 100 + 100」で出しています
稼働の話(1〜3章)は全部の台、機械割の話(4〜5章)は3,000ゲーム以上まわった台(数百ゲームで止まった台の機械割は、そもそも意味を持たないため)
シャッター判別の内容は、実戦している方が書いているものをまとめたもので、メーカーの公式発表ではありません
この機種は「あべし」という単位でゲーム数を管理していて、内部モードによって天井(規定あべし数)が変わります。
モードA … 最大1536あべし
モードB … 896あべし
モードC … 576あべし
天国 … 128あべし
通常時に液晶の上からシャッターが降りてくる演出(フェイク前兆)があり、これが特定のあべし数で発生するとモードB以上が濃厚、と言われています。実戦者が共通して挙げているのは次の区間です。
1〜64あべし
129〜192あべし
257〜320あべし
385〜448あべし
449〜512あべし
肝は、40あべし前後で判別がついてしまうところです。朝イチに数十ゲームだけ回して、シャッターが降りなければ座らない。降りたら打つ。これがシャッター狙いと呼ばれているものです。
2026年5月末ごろから、一部のホールで「シャッター狙い禁止」の貼り紙が出はじめたと報じられています。7月に入って広がり、会員カードを止められた、出入り禁止になった、という報告も出ました。
ここまでは、SNSやnoteでよく見かける話です。ここからが本題で、それが全国のデータにどう出ているかを見ていきます。

月ごとに、1台1日あたりの平均ゲーム数を出しました。
1月 5,394G
2月 3,943G
3月 3,743G
4月 3,245G
5月 2,849G
6月 2,425G
7月 2,322G
半年で57%減。1月時点では全機種の平均(約2,900G)の倍近く回っていた台が、7月には平均を下回りました。

もっとはっきり出るのが、500ゲーム未満で止まっている台の割合です。
500ゲーム未満で止まった台の割合(全国1,400店あまり)
1月は200台に1台しかなかったものが、7月には6台に1台。1,000ゲーム未満まで広げると、2.0% → 30.3% です。
朝イチに少しだけ回して、そのまま誰も座らない台。噂ではなく、数字として全国に出ています。
「夏で客が減っただけでは」と言われそうなので、同じ期間の他機種と並べました。
| 平均ゲーム数(1月→7月) | 500G未満で止まった割合 | |
|---|---|---|
| 北斗の拳 転生の章2 | 5,394G → 2,322G | 0.5% → 16.3% |
| マイジャグラーV | 4,584G → 4,495G | 2.2% → 2.4% |
| 全機種の平均 | 2,930G → 2,847G | 11.9% → 12.9% |
落ちているのは北斗の拳 転生の章2だけ
マイジャグラーVも全機種平均も、ほぼ横ばいです。落ちているのは北斗の拳 転生の章2だけでした。

ここが個人的にいちばん気になったところです。判別が当たっているなら、早い段階で捨てられた台は「その後も出ない台」のはずです。
直近60日を、その日に回ったゲーム数で分けました。
500G未満 機械割100.95%(平均差枚 +6枚)
500〜999G 機械割95.96%(−92枚)
1,000〜1,999G 機械割96.26%(−165枚)
2,000〜2,999G 機械割98.71%(−96枚)
3,000〜4,999G 機械割101.61%(+187枚)
5,000G以上 機械割104.22%(+816枚)
500ゲーム未満だけ100%を超えているのは、当たって出たので途中でやめた台が混ざるからです。問題は500〜999Gの95.96%。少し打って、様子を見て、そこで捨てられた台がここに入ります。この帯がいちばん悪い。
そして5,000G以上まで打ち切られた台は104.22%。「打ち切られた台」と「途中で捨てられた台」は、はっきり別のものになっています。

最後に、3,000ゲーム以上まわった台だけで機械割を出し、他の主力機種と並べます(直近60日)。
北斗の拳 転生の章2 102.86%
ファンキージャグラー2 101.85%
ゴーゴージャグラー3 101.54%
マイジャグラーV 101.07%
戦国乙女5 業火を穿つ宿焔の双刃 98.91%
真打 吉宗 98.52%
からくりサーカス2 98.37%
ミリオンゴッド‐神々の軌跡‐ 97.56%
主力のAT機がそろって100%を割っている中で、この機種だけ102%台です。しかも月を追うごとに上がっています。
1月 99.02%
4月 101.82%
6月 103.04%
7月 102.71%
ただし、この102.86%は打ち切られた台だけの数字です。3,000ゲーム以上まわった台に絞っているので、朝イチで見切られた台は最初から入っていません。「座れば102%」ではなく、「打つと決めた台は102%だった」と読むのが正確です。
言い換えると、この数字自体が、判別が機能していることの裏返しでもあります。
シャッター狙いが広まった半年で、この機種の平均ゲーム数は5,394G → 2,322Gまで落ちた
500ゲーム未満で止められた台は0.5% → 16.3%。他機種では起きていない
早い段階で捨てられた台(500〜999G)の機械割は95.96%。判別は当たっている
打ち切られた台は102.86%で、主力機種の中では今いちばん高い
ホールが禁止に動いた理由も、稼働が短命で終わった理由も、数字を並べると腑に落ちます。一方で、まだ設定を使っている店があることも、同じ数字から見えます。
自分が通っている店でこの機種がどう動いているかは、ホルログで見られます。全国約2,000店ぶんを毎朝5時に自動で集計していて、店ごと・機種ごとの機械割や、末尾・日付の傾向まで無料で確認できます。
※本記事はホールが公開しているデータを集計した情報提供です。スロットは分散があるため、勝てる日と勝てない日があります。勝敗を保証するものではありません。遊技はご自身の判断と責任でお願いします。18歳未満の方は遊技できません。
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