「今日は7日だから、末尾7の台番に入っている」。日付と台番の下1けたをそろえる、ジャグラーの台番狙いです。
本当に、日付と同じ末尾の台番はほかの台より出ているのか。全国のデータで確かめました。
結論から書くと、日付と同じ末尾の台番の機械割は101.51%、それ以外の台は101.39%で、差は+0.12ポイント(1台あたり+24枚)でした。
体感できるような差ではありません。ただ、180日のうち131日は同じ末尾の台番のほうが上でした。
とくに差が出ていたのは末尾7の日(+0.30ポイント)と末尾5の日(+0.21ポイント)で、どちらも全部の日で上回っていました。
使ったのは、ホールが公開している台データをホルログで集計したものです。
対象はジャグラーシリーズで、1日3,000G以上回った台です。
期間は2026/4/17〜2026/10/13(180日)で、合計753万台日です(台日=1台の1日ぶんを1と数える単位)。
毎日、台番の下1けたが日付の下1けたと同じ台(776,387台日)と、それ以外の台(6,757,455台日)に分けて比べました。

まず期間全体をまとめて見ます。左が日付と同じ末尾の台番、右がそれ以外の台です。
機械割:101.51% / 101.39%
1台あたりの差枚:+255枚 / +231枚
差枚がプラスだった台の割合:53.3% / 52.8%
機械割105%以上だった台の割合:27.8% / 27.4%
どれも同じ末尾の台番のほうが上ですが、1台あたり24枚ほどの差です。
ただ、日ごとに比べると、180日のうち131日(73%)で同じ末尾の台番が上でした。
たまたまなら半々に近くなるはずなので、差は小さくても向きはかなりそろっています。
期間を前半(4/17〜7/15)と後半(7/16〜10/13)に分けても、前半+0.14ポイント・後半+0.10ポイントと、どちらもプラスでした。

日付の末尾ごとに分けると、差はかなり偏っていました。
末尾7(7日・17日・27日):+0.30ポイント・差枚+58枚・18日中18日で上回った
末尾5(5日・15日・25日):+0.21ポイント・差枚+43枚・17日中17日で上回った
末尾6(6日・16日・26日):+0.17ポイント・差枚+31枚・17日中14日で上回った
反対に、末尾0(10日・20日・30日)と末尾1(1日・11日・21日・31日)の日は、差が-0.02ポイント・±0.00ポイントとほぼゼロ。
上回った日も18日中6日、21日中9日と、半々かそれ以下でした。
5・6・7のつく日は、前半と後半に分けてもどちらもプラスでした。
末尾7は前半+0.36→後半+0.24ポイント、末尾5は+0.25→+0.18ポイント、末尾6は+0.21→+0.13ポイントです。
後半はやや小さいものの、向きは同じです。

月ごとに分けても、7か月すべてで同じ末尾の台番のほうが上でした。
いちばん小さかったのは9月の+0.06ポイント、いちばん大きかったのは4月の+0.16ポイントです(4月は17日から、10月は13日までの数字)。
平日(118日)と土日祝(62日)に分けると、平日+0.10ポイント、土日祝+0.14ポイント。
土日祝のほうが少し大きいものの、平日にも出ています。

全国をまとめた数字だけでは、一部のお店が引っぱっているのかが分かりません。
そこで、前半・後半のどちらでも同じ末尾の台番が100台日以上あるお店915店について、お店ごとに差を出しました。
前半の差と後半の差の相関は0.21でした(1に近いほど前半と後半が同じ動き、0なら無関係)。
前半に上回ったお店が後半も上回る関係は、あるものの弱い程度です。
後半に上回っていたのは全体の53%のお店でした。
前半 -1ポイント未満(21店):後半 -0.20ポイント・上回ったお店 38%
前半 -1〜0ポイント(382店):後半 ±0.00ポイント・上回ったお店 48%
前半 0〜+1ポイント(471店):後半 +0.07ポイント・上回ったお店 58%
前半 +1ポイント以上(41店):後半 +0.40ポイント・上回ったお店 66%
ただ、前半+1ポイント以上の41店でも、前半の差(平均+1.41ポイント)のうち後半まで残ったのは29%ほどでした。
前回は、お店ごとに機械割がいちばん高かった日付の末尾(強い末尾の日)を確かめ、お店の平均との差が前半+0.84ポイントから後半+0.15ポイントに縮んでいました。
今回も同じで、前半の差は大きく割り引いて見るのが実際に近いです。
まず、差そのものが小さいこと。
機械割で+0.12ポイント、差枚で+24枚は、1台・1日で見ればほぼ見分けがつかない大きさです。
次に、打つ人の選び方が混ざっている可能性です。
日付と同じ末尾の台番は、それ以外の台より平均100G多く回されていました(5,627G/5,528G)。
台番を狙って座る人が多いと、設定の低い台も3,000G以上まで打たれて、集計に入りやすくなります。
そうなると同じ末尾の台番の機械割は下がる向きになるので、ここで見た差は、実際より小さく出ている可能性もあります。
設定の差が出やすいとされるREG(RB)の確率は、同じ末尾の台番が1/331.0、それ以外が1/333.8。
BIGはどちらも1/256.5でほぼ同じでした。
REGの差はわずかで、これだけで「設定が入っている」と言うには足りない大きさでした。
末尾4と末尾9の日にも注意が要ります。
同じ末尾の台番の割合が7.8%・7.6%と、ほかの日(約11%)より少なめでした。
縁起を気にして、4や9を台番に使わないお店があると考えられます。
数が少ないぶん、この2つの数字はぶれやすくなります。
また、1つの末尾の日は、期間中17〜21日だけです。
末尾ごとに分けた数字は、そのぶん1日ごとの当たり外れの影響を受けます。
台そのものの差も分けていません。
末尾5・7の台番の台が、日付に関係なくいつも高め(機種の並べ方など)なら、そのぶんも差に入っています。
最後に、お店が実際にどの台に設定を入れたかを見た数字ではありません。
結果の機械割だけを見ているので、「お店の出し方」「たまたま」「打つ人の選び方」を完全には分けられません。
日付と同じ末尾の台番は、それ以外の台より機械割が+0.12ポイント・差枚+24枚。差は小さい
それでも180日中131日、7か月すべて、前半・後半のどちらでも上回った
差が出ていたのは5・6・7のつく日。末尾7は+0.30ポイントで、18日すべてで上回った
0・1のつく日は、ほぼ差がない
お店ごとの差は続くものの弱い(相関0.21)。前半+1ポイント以上のお店でも、後半は+0.40ポイントに縮む
REGの差はわずかで、打つ人の選び方も混ざる。台番だけで台を選べるほどの差ではない
次回は「給料日と月末は締める」は本当かを確かめます。
ホルログでは全国約2,000店のデータを毎日自動で集計しています。お店ごとのデータはこちらから見られます。
※本記事はホールが公開しているデータを集計した情報提供です。
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