「前日に大きく負けた台は、次の日に上がりやすい」。凹んだ台を狙う話として、ホールでよく聞きます。
本当なのか、全国のジャグラーのデータで確かめました。
結論から書くと、前日−3,000枚以下だった台の次の日は機械割100.27%で、前日−999〜0枚だった台(101.60%)より1.33ポイント低くなりました。
同じ台の前日の差枚で7つに分けた中で、いちばん低い数字です。
機械割は、入れたメダルに対して出たメダルの割合です。
100%を超えると打った人がプラス、下回るとマイナスという意味です。
使ったのは、ホールが公開している台データをホルログで集計したもので、期間は2026年4月17日〜10月13日です。
ジャグラーシリーズで1日3,000G以上回った台のうち、前日も同じ台・同じ機種のデータがある、のべ7,132,748台日です(1台の1日分を1台日と数えます)。


前日の差枚で7つに分けると、いちばん高いのは−999〜0枚の101.60%でした。
そこから−1,999〜−1,000枚で101.00%、−2,999〜−2,000枚で100.61%、−3,000枚以下で100.27%と下がります。
比べる目安として、期間中に3,000G以上回った台全体(前日のデータが無い台も含む)の平均は101.41%です。
−3,000枚以下の台は、この平均より1.14ポイント低い数字です。
台数で見ると、前日0枚以下の台の75%は−999〜0枚(3,338,208台日)です。
−3,000枚以下まで負ける台は8,652台日で、のべ713万台日の0.1%しかありません。
逆に「前日に大きく出た台は、次の日は下がる」という話もよく聞きます。こちらも確かめました。
前日プラスの台の次の日は、+1〜+1,000枚が101.31%、+1,001〜+2,000枚が101.28%、+2,000枚超が101.51%。
区分の間の差は約0.2ポイントしかなく、+2,000枚超の台は前日−999〜0枚の台(101.60%)とほぼ同じでした。
差がはっきり出たのは、大きく負けた側だけです。

たまたま一時期だけという可能性もあるので月ごとに分けると、4月〜10月の7つの月すべてで、−3,000枚以下がいちばん低い区分でした。
−3,000枚以下は毎月99.48〜100.67%で、−999〜0枚の台(毎月101.46〜101.78%)に届いた月はありません。
ただし7月は、−2,999〜−2,000枚との差が0.02ポイントしかなく、ほぼ横並びです。
−3,000枚以下の台は1か月あたり538〜1,797台日(4月・10月は半月分)と少なく、月ごとの数字は上下に揺れます。
それでも、0枚以下の4つの区分は、どの月も負けが大きいほど低い順のままでした。

いちばん意外だったのはゲーム数で、前日−3,000枚以下の台は次の日に平均6,378Gと、前日−999〜0枚の台(5,447G)より約930G多く回されていました。
理由の1つとして、「凹んでいるから次は出る」と考えて座る人が多いことも考えられます。
ただ結果は上のとおりで、いちばん回された区分が、いちばん低い機械割でした。
前日−3,000枚以下の台と、前日−999〜0枚の台を、次の日の結果で並べます。
平均差枚:前日−3,000枚以下 +52枚/前日−999〜0枚 +262枚
プラスで終わった台:前日−3,000枚以下 46.6%/前日−999〜0枚 54.0%
機械割105%以上の台:前日−3,000枚以下 21.7%/前日−999〜0枚 28.5%
前日大負けの台は、次の日にプラスで終わるのが半分を切ります。
REG(レギュラーボーナス)の確率を見ても同じ向きで、前日−3,000枚以下の台は次の日1/345と、前日−999〜0枚の台(1/331)より重く(引きにくく)なっています。
REGは打ち方でほとんど変わらない数字なので、「前日大負けの台を集めると、次の日は低い設定の台が多い」ところまでは言えそうです。
ただ、それが「店が設定を変えずに置いている」からなのかは、このデータだけでは分かりません。
大きな負けは低い設定でも高い設定でも起こるので、前日の差枚だけでは、その台の設定までは見分けられないからです。
また、数えているのは次の日に3,000G以上回った台だけで、前日のほうはゲーム数で絞っていません。
次の日に早く見切られた台が入っていない分、数字には偏りがあります。
店ごとの違いも取り除いていません。
もともと渋い店ほど大負けの台が出やすく、次の日も渋い、というだけでも、今回と同じ形の結果になり得ます。
4月〜10月の713万台日で、前日−3,000枚以下の台の次の日は100.27%。7つの区分でいちばん低かった
前日の負けが大きいほど、次の日の機械割も順番どおりに低い(−999〜0枚 101.60% → −3,000枚以下 100.27%)
4月〜10月のどの月も、いちばん下は「前日−3,000枚以下」(7月は−2,999〜−2,000枚とほぼ同じ)
前日大勝ちの台が次の日に下がる、という傾向は見えなかった
前日大負けの台は、次の日にいちばん回されていた(平均6,378G)
店が設定を変えずに置いているのかまでは、このデータでは分からない
前回は「土日は出ない」を確かめました(平日101.8%・土日100.9%)。
次回は「前日のREGが良かった台は、次の日も良いのか」を、同じデータで確かめます。
ホルログでは全国約2,000店のデータを毎日自動で集計しています。お店ごとのデータはこちらから見られます。
※本記事はホールが公開しているデータを集計した情報提供です。
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